この記事では、LINE公式アカウントと他のSNS(TwitterやInstagram、Youtube等)の違いについてまとめていきます。10年刻みで企業と消費者との関係性を図にしてみました。
従来型の方法(2000~2010年頃)

✓コミュニケーションが取れていなかった
✓購入者の具体的な分析もちゃんと出来ていなかった
⇒ そのため、ターゲットに合ったアプローチがとれていなかった
⇒ リピーターの増加に繋がらず単発の販売で関係が終わりがちだった
はやし
Web1.0~1.5くらいの時代のお話ですね。現在進行形ですがSEOが普及し始めたのもこの時代です。まだまだアナログなマーケティングが主流でした。
SNSの活用(2010~2020年頃)

✓でもコミュニケーションの機会はまだ少なかった
✓「商品を購入した人」と「フォローやチャンネル登録をしてくれている人」が紐づいていない
⇒ そのため、依然ターゲットに沿ったアプローチが取れずにいた
⇒ 1対多のコミュニケーションだと、リピーターの増加に結び付きにくい…
はやし
スマホの普及とWeb2.0時代の到来です。mixiやFacebook、Twitterなどを駆使して情報を発信する企業が増えましたね。Youtubeも2017年頃からビジネス利用が加速した記憶があります。
近い将来(2020~2030年)

✓1to1コミュニケーションでリピーターの獲得に繋がりやすくなった
✓曖昧だったフォロワーや購入者と「友だち」になることで、細かな分析も可能となった
⇒ これにより、ターゲットにあった的確なアプローチを実現できる
⇒ 顧客のLTVを考慮したコミュニティ運営を行えるようになった
はやし
コミュニティの運営というとピンとこないかも知れませんが、オンラインサロンや公式ファンクラブの運営と言い換えると分かりやすいかもですね。ファンマーケティングがこれから企業の重要なマーケ戦略の一つになるでしょう。
遠くない未来(2030年以降~)
はやし
この後、さらに時間が進むとWeb3.0時代がやってきてDAOという未来型組織が普及し始めるでしょう。でも今回は関係がないので割愛します。いずれにせよ、未来へ向けてこれから企業が取り組むべきことは明確です。「コミュニティ」運営を頑張っていきましょう。LINE公式アカウントはそのためのマーケティングツールなのです。