2023年10月のLINE公式アカウントに関するニュースの中から、気になるトピックをまとめてお知らせいたします。
リッチメッセージをタップしたら「テキスト」返答が出来るようにアップデート
タイトル:【リッチメッセージ】アクションタイプに「テキスト」を追加
リンク:https://www.lycbiz.com/jp/news/line-official-account/20230927/?service=line-official-account
LINE公式アカウントの「リッチメッセージ」というのは、バナーのようなやつのことです。
この画像をタップしたら「テキスト」で返答される仕様はリッチメニューなどでは既に実装されています。LINE公式アカウントのみ活用しているアカウント担当者にとっては朗報かと思います。ユーザーから返答がもらいやすくなるので、画像を使った簡単アンケートなどを導入してみると顧客管理に良さそうですね。
寺社に特化したLINEアプリ「しゅうごうのLINE」
タイトル:寺社特化型LINEアプリ「しゅうごうのLINE」の導入寺社数、20ヶ所を突破!
リンク:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000123569.html
LINEアプリには飲食店に特化したもの、サロンに特化したもの様々ありますが、寺社に特化したアプリがあるんですね。LINE公式アカウントを活用することを検討中の担当者は、自社向けの業界に特化したアプリが既に用意されてないかチェックしてみると良いでしょう。LINEマーケットプレイスやLINEミニアプリにも色々と拡張アプリが並んでいます。ここに掲載されていないものはググるしかありません。
開封率を上げる秘訣が分かる(ECのミカタ)
タイトル:”読んでもらえる”LINEメッセージを配信しよう!開封率を上げる秘訣とは?
ECのミカタからこちらの記事をピックアップ。いつも良質な記事を書かれているため私も非常に勉強になります。今回はメッセージ配信の開封率を上げる方法を具体的に紹介されています。セグメント配信については、友だちの数が200人を超えてきたあたりから本格的に取り組み始める方が多いかと思いますが、友だちをきちっと分類しておくことで、その後のメッセージコスト削減にも繋がるので、ぜひ学んでおくのが良いです。200人未満のアカウントだと、セグメントしても数が少なすぎてオーディエンス作成が出来ないことも多いので、個別のタグ付けなんかを頑張ってやって置くと良いですよ(※手動作業は小規模店舗向け)
メールマガジンとLINE公式アカウント比較調査の結果
タイトル:Webアクションはメールマガジン、リアルアクションはLINE。ライトアップとの共同調査でわかったマーケティングにおける強みと特徴。
リンク:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000006116.html
こちらは両者のインターネットリサーチの結果を比較形式で紹介しています。メルマガとLINE公式はそれぞれ共通している部分も多く、よく比較に上がりますが、データでみると両者の位置づけや顧客の目的も違っていることが分かります。
LINE公式アカウントについては、現状がメッセージ配信主体で運用されている傾向にあることも鑑みれば、この結果は数年後にはまた違ってくるのかなと思っています。あくまで現状の調査であることを念頭に置いてご覧下さい。
「AI阿修羅くん」がLINEで転職相談に乗ってくれる
タイトル:LINEで「AI阿修羅くん」!転職を迷う者に檄を飛ばす!
リンク:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000131657.html
色々と進化を遂げているChatGPT、引き続きウォッチしていきたいなと思いつつ、LINEがらみの記事も一つくらいは出しておこうということで、こちらの記事をご紹介します。ChatGPTで作ったキャラクターが「転職」に焦点を絞って檄を飛ばしてくれるアカウントです。
この手のちょっとしたAI活用サービスは運用者視点で考えると、安価に見込み客のリストがほぼ自動で作成できる、と言う点が良いなと思っています。例えば、企業が自社サービスや商品の見込客になりそうなターゲットに絞って、こういった面白キャラクターもののLINE公式アカウントを作ってしまえば、あとから集客に役立たせることも可能ですよね。自社サービスを前面に押し出すアカウントではなく、あくまで友だちの悩みを解決したり役に立つ情報を発信したりするのがポイントです。本来、企業公式キャラクターなんかもその役割を負ってると思うのですが、形骸化してる例はたくさんありますよね。
複数端末でLINE公式のクーポンをたくさん取得した人が現れた
タイトル:1人の利用者が10数台の端末を使い『不適切利用』 割引クーポン「旅するくまモンパスポート」
LINEアカウントを複数作って、割引クーポンもそれと同じ数だけ受け取る人がいたようです。LINEアプリ自体、電話番号の認証が必要(050番号は使用不可)という縛りもあるため、基本的に容易にはこういうことは出来ないのですが、何か自身の仕事柄、いっぱい端末持ってる人とかだったんですかね。持ち運ぶのも面倒そうですが。クーポンのためにSIMカードたくさん契約する、というのは全体的に労力に見合わない気もしますが。
規約は後から変更されたとのことなので、想定外でしたね。ちょっと驚いたニュースでした。くまモン愛が溢れたのかな?
LINEアプリとYahooアカウント連携が始まる
タイトル:LINEとヤフー、アカウント連携開始 サービス連携を強化
経営統合については9月にお伝えした通りですが、今月も各所でたくさんの記事が投稿されています。Yahoo!プレミアム会員の方はLINE連携で、1,200万種類以上のLINEスタンプが使い放題になるみたいです。これはLINEスタンププレミアムのことですかね。
道路・公園の不具合をLINEで報告できるアカウント(神戸市)
タイトル:道路・公園の不具合、LINEで教えてね
公園・道路の不具合をLINEで報告できるアカウントが開設されたニュースです。筆者も自転車をこいだり、公園を散歩することが良くあるので、こういったどこに報告したらいいのかが明確で、かつ手間をかけずに報告できるシステムがあると助かりますよね。熱心な方はどんどん報告してくれるんじゃないかなと思います。クーポンとかあればもっと良いですが。
10月の総括
さて、10月のニュースをざっとご紹介しました。
今月もLINEヤフーの経営統合に関する話題が多かった印象ですが、LINE公式アカウントへの目立った影響などは、まだそこまで多くないのかなと思いました。YahooショッピングとLINE公式アカウントの連携はこの1年半で随分強化されたなと言う印象を持っています。実は連携強化自体は結構前からじわじわ来ていた、という感じなんでしょうね。今後、数年単位で統合した結果が表に出てくるのかなと筆者は考えています。特に「広告」周りは、集客アドバイザーの観点からも気にしておきたいところです。
以上、今月の気になるニュースでした。
このLLマーケティングでは引き続き、LINE公式アカウントに関わる情報を積極的に発信していく予定です。LINE公式アカウントと出会って、構築のお仕事を始めてから既に3年程経過していますが、まだまだメジャーなツールになっているとは言い難いなと常々感じています。もっともっとLINE公式アカウントの良さを伝えて、少しでも多くの事業者に導入してもらえたら幸いです。
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