2024年2月のLINE公式アカウントに関するニュースの中から、気になるトピックをまとめてお知らせいたします。
- 2023年度のLINE公式アカウントに関するアップデートまとめ
- 【事例】LINE公式×AIを活用した人材マッチング「内定くんAIマッチング」
- CriteoのAIエンジン&ビッグデータを活用したパーソナライズド配信実現ソリューションが正式ローンチ
- ソーシャルログイン導入・利用状況調査2023(ソーシャルPLUS)
- 楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2023総合賞10ショップの8割が「LINE公式アカウント」を活用
- 「つながる薬局」の友だち数が100万人を突破
- LINE Creative Lab×Adobe Expressが連携、手軽にLINE公式やLINE広告のバナー作成が可能に
- 新サービス「LINE AI Q&A」の提供が開始
- 新サービス「LINE AIアシスタント」の提供が開始
- 2024年2月の総括
2023年度のLINE公式アカウントに関するアップデートまとめ
タイトル:LINE公式アカウントの主要アップデートまとめ【2023年版】
リンク:https://www.lycbiz.com/jp/column/line-official-account/service-information/update2023/
こんにちは。今月も恒例のまとめ紹介やっていきます。こちらは公式コラムです。2023年度のLINE公式アカウントに関するアップデート情報を一覧で見ることが出来ます。昨年の振り返りにどうぞ。今年のアップデートにも期待ですね。
【事例】LINE公式×AIを活用した人材マッチング「内定くんAIマッチング」
タイトル:採用企業と就活生をAIで繋ぐ『内定くんAIマッチング』導入企業数70社突破!
リンク:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000122021.html
ChatGPTの登場以降AIと連携したLINE公式アカウントが増えていますが、AI×LINE事例としてとても面白いなと思ったのでご紹介します。
ES添削や自己分析の手助けをLINE公式で提供する、そして学生たちをLINE公式に集める ⇒ 新卒採用したい企業とうまくマッチングすることで法人側からマネタイズを図る、ざっくりこんな仕組みとなっています。
AIがないと成立しなかったビジネスモデルがこうやって生まれてくると思うと楽しいですよね。誰とどんな企業をマッチングさせるか次第で、他業種でもこのビジネスモデルは活用できそうです。
CriteoのAIエンジン&ビッグデータを活用したパーソナライズド配信実現ソリューションが正式ローンチ
タイトル:Criteo、LINE上でのパーソナライズドメッセージ配信のソリューションを提供開始 計6社と連携
こちらもAI技術を活用した記事です。
友だち数が多いアカウントの場合、セグメント配信の精度をより高めていく事が重要だと思いますが、Criteoのビッグデータ&機械学習の技術を活用する事で、よりCVに繋がりやすいパーソナライズド配信が実現できる、というソリューションになります。Criteoを活用したサービスとなるため基本、中規模・大規模で販売を行っている事業者向けかなと思います(Criteoで広告配信をすることが前提なため)。EC小売業者は要チェックです。
このソリューションの仕組みをざっくりまとめると、「Criteoのディスプレイ広告を出している広告主」が「LINE公式アカウントも運用しているのなら」、Criteoの高度な機械学習&レコメンド機能を「LINE公式アカウントの配信メッセージでも」連携活用することが可能、といったサービスになります。
Criteoってそもそもなに?
⇒ こちらの記事をまずお読みください。
その後に、本ソリューションを解説した
⇒ こちらの記事を読めば全体像が把握できるかと思います。
ソーシャルログイン導入・利用状況調査2023(ソーシャルPLUS)
タイトル:ソーシャルログイン導入・利用状況調査2023を発表!LINEログインの導入サイト数が過去最多に 利用回数でもLINEログインがトップ
リンク:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000111.000085682.html
ソーシャルログインの利用状況についての記事です。LINEログインの普及が進んできている理由として、特にスマートフォンユーザーはLINEを既に利用しているため利便性が高い、サービス提供側もID連携、友だち追加促進に繋がる、という両者の利点があるためだと説明されています。ヤマト運輸のアカウントなんかはLINEログイン連携した際の恩恵が目に見えて分かりやすいですよね。ユーザーにとってもLINEだけで完結するようなサービスは非常に便利なので、LINEログインは今後も増えて行きそうだなと思っています。
楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2023総合賞10ショップの8割が「LINE公式アカウント」を活用
タイトル:楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2023総合賞10ショップの8割が「LINE公式アカウント」を活用 全受賞ショップでも利用率は6割を占める結果に(ECのミカタ)
LINE公式アカウント×ECショップは相性がいいです。Yahooストアだけでなく楽天出店事業者もぜひLINE公式アカウントを導入してみて下さい。
「つながる薬局」の友だち数が100万人を突破
タイトル:LINEで使えるお薬手帳「つながる薬局」友だち登録者数100万人を突破!
リンク:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000077505.html
病院に行くたびに処方箋をもってお近くの薬局へ、この流れがあまり好きではなかった僕ですが、着々とデジタル化が進んできていることを知りました。高齢者の方まで利用しているLINEだからこそ広がるサービスだと思います。
LINE Creative Lab×Adobe Expressが連携、手軽にLINE公式やLINE広告のバナー作成が可能に
タイトル:LINEの広告作成ツールが「Adobe Express」と連携 生成AIでクリエイティブを手軽に
リンク:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2402/28/news151.html
ちょっと便利なお知らせです。LINE公式アカウントのバナーって毎週2回くらい配信するだけでも結構、必要になってきますよね。小規模事業者の方なんかはこういったツールでさくっと作ってしまう形でも良いと思います。テンプレートのクオリティもとても高いです。生成AIの出力にはちょっとコツが必要そうですが。スクショを貼っておきます。デザイナーさんへ依頼する際のたたき台としても使えますね。
新サービス「LINE AI Q&A」の提供が開始
タイトル:AIとみんなで知識を広げるQ&Aサービス「LINE AI Q&A」、Androidで先行して「LINE」アプリ内に新登場
リンク:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000252.000129774.html
LINEヤフー社からAIを活用した新サービスが公開されました。その名も「LINE AI Q&A」。気軽に質問したら、AIが答えてくれるだけでなく、もしかしたら他のLINEユーザーも回答してくれるかもね、というサービス見たいです。
プレスリリースの内容を見る限り、
1、まずは気軽にLINE内でAIチャットを体験してもらいたい
2、そして次に紹介する「LINE AIアシスタント」にも興味をもってもらいたい
この二つが目的なのかなと思いました。
そのためこのサービス単体でみると、すごい驚きがある訳ではありません。Yahoo知恵袋のLINE版にAIがちょっと入っているな、くらいかもです。
これらのサービスを通して今後、より良いサービスが生まれることを期待したいですね。
新サービス「LINE AIアシスタント」の提供が開始
タイトル:友だちとトークする感覚で生成AIを利用できる「LINE」アプリ内の新サービス「LINE AIアシスタント」が登場。AIによる情報検索や画像の翻訳・解析などで日常がもっと便利に
リンク:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000301.000129774.html
こちらも新サービスです。LINEヤフー公式が生成AIを活用したアシスタントサービスを開始しました。類似のサービスは既に色々とありましたが、本格的に公式が開始したため、AIの活用に力を入れている様子がうかがえます。
料金は月額990円(税込)です。3月20日までに登録すると三か月間は500円(税込)になります。画像やファイルをアップロードするには有料プランが必要です。WEB検索をする際にCromeを開いて検索、からLINEアプリを開いて質問、関連情報を検索、という流れになってくるのかも知れませんね。
2024年2月の総括
今月はAIに関するニュースが多かった印象を受けました。恐らく今後も、筆者があえて積極的に取り上げようとしなくてもAI関連のニュースは増えて来そうな気がしています。
他のニュースでいうと、上記で取り上げませんでしたが昨年の情報流出問題に関して総務省から「報告徴収」が実施されたというニュースがありました。リンクだけ貼っておきます。
筆者としてはLINE公式アカウントを活用したDX化のニュースがもう少し活発になってきたらいいなと思っているため、そちら関連の情報を見つけたら記事にしてご紹介して行きます。Iotデバイス×LINEを活用したリアル店舗の無人店舗施策、みたいな事例ですね。
本日はこの辺りで、また次の更新をお待ちください。
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