2023年6月のLINE公式アカウントに関するニュースの中から、気になるトピックをまとめてお知らせいたします!
便利なLINE通知メッセージの機能を紹介
タイトル:友だち以外にも配信!ECでの活用が進むLINE通知メッセージ
こんにちは。6月の気になるニュースをお届けしていきます。最初の記事はこちらです。「LINE通知メッセージ」について。この機能はあまり目立たない機能かと思いますが、インフラとしてはとても便利なのでご紹介します。簡単に言うと、LINE上は友だちになってない人でも、電話番号ベースで照合をかけて、メッセージを送信できるというもの。たとえば、この記事にあるようにECの荷物配送時にとても役に立ちます。私も最近、佐川からメッセージが届いたので、LINE公式アカウント上で、ぽちぽち何回かタップをして配達日を指定してスムーズに受け取ることが出来ました。この通知は嫌なら切ることも出来るのです。ほかにも市役所などからの大切なお知らせなども、今後、LINE通知メッセージで送られてくるようになる、なんてこともあり得るかも知れませんね。紙で郵送というのは、個人的に早く無くなればいいのです。LINEがインフラとして活用される上で欠かせない機能の一つですね。
【音声回答付き】ChatGPT搭載 LINE公式アカウント
タイトル:人工知能AIと音声同士で会話ができて友達になれちゃう!相棒くんの第二弾、相棒チャットくんが本日リリース!
リンク:https://www.rbbtoday.com/release/prtimes2-today/20230629/877476.html
ChatGPT搭載のLINE公式アカウントはたくさん誕生していますが、どれも似た感じになっているので、たまーに巡回しています。こちらの相棒くん第二弾はChatGPTの回答を読み上げて音声回答もできるという機能を搭載。音声入力→ChatGPT→音声回答の流れがスムーズにいけば、例えば視覚に障害を持っている人なんかもAI学習が捗ったりするのではないかと、ちょっと思いました。こうして便利さがどんどん増していく未来が見えますね。
CRMにおけるLINE公式アカウントが果たす役割
タイトル:LINEで認知から獲得、ファン化まで完結!ユニークビジョンとADK MSが語る、これからのCRM
こちらの記事は、小規模運営者向けではなく、中規模~大企業でLINE公式アカウントを運営している(運営を検討している)担当者向けの記事です。LINE公式アカウントの強みは「幅広い年代層がLINEを使っている」「クローズドな環境ゆえにファン化しやすい」「LINE公式アカウントを通して多くの顧客データを収集&分析可能」といった点だと思います。本記事ではその強みが詳しく説明されています。LINE公式アカウントはこれだけ入れたらハッピーといった便利ツールではなく、他のツールともうまく組み合わせて高い効果を発揮するものだと私も考えています。そのため導入を検討している企業は事前に全体設計をしっかり考えて、最終ゴールを数値にまで落とし込みましょう。規模が大きくなればなるほど、その設計が重要となります。
LINE広告枠が増える:LINEオープンチャット
タイトル:LINEの運用型広告プラットフォーム「LINE広告」、新たに「LINEオープンチャット」での広告配信を開始
先月はLINE公式アカウントのトーク画面上に広告が増える、というニュースをお届けしましたが(こちら)、今回はLINEオープンチャット上に広告枠が増えるよというニュースです。LINEオープンチャットについては、直接的にLINE公式アカウントと関係がないように見えるのですが、ファンコミュニティを構築する、という目的の上では実は結構、関係が深くなってきそうな予感がしています。
というのも、LINE公式アカウントはファン化を促進するツールだとよく私が説明していますが、これは企業のアカウントに対して友だち(ファン)が一対一で繋がっている状態なのですよね。ここがLINE公式の強みであるとともに、その先のファンコミュニティまではカバーしていません。そこでファンを集めたコミュニティの候補としてLINEオープンチャットが話に上ってきます。
数はまだ少ないですが、LINE公式アカウントで友だちを集める⇒ LINE公式アカウントの中でLINEオープンチャットに誘導してファンコミュニティを運営している、といった運用をしているアカウントも存在しています。こう言った組み合わせの可能性についても今後、深堀りしていきたいところです。広告枠が増えるニュースとは何ら関係ないコメントになった。。
6/1発売 LINEビジネス活用公式ガイド 第2版(Amazon)
タイトル:はじめてでもできる! LINEビジネス活用公式ガイド 第2版
LINE公式アカウントについて詳しくなりたいなら、公式ガイドを読もう!
という訳で、6月に発売された公式ガイドをご紹介します。日々アップデートされるLINE公式アカウントの最新機能についても掲載されているので、1企業に1冊、お手元にいかがでしょうか。
ネットで調べます、と言う方はこちらの公式マニュアルもご覧くださいね。LINE公式アカウントの機能や事例なんかは公式が力を入れて発信しているので、とりあえず公式のページを見ておくのがおススメです。
以前、記事にしたLINE公式アカウントについて学べるサイト7選も良ければどうぞ↓
事例:ベースフードのLINE広告活用
タイトル:新規獲得、決めの一手!導入後、3万人の新規顧客を獲得したベースフードのLINE広告活用
リンク:https://www.linebiz.com/jp/case-study/line-ads/basefood/
BASE FOODが大好きなので、思わず取り上げました。毎日のお昼によく食べています。美味しいですよね。最近、食感がアップしてからさらにリピートするようになりました。メープル推しです。公式サイトはこちら。LINE公式アカウントもあるので、みなさんもぜひ。
ちなみに上記の記事ではLINE広告を活用した事例が掲載されています。広告で新規友だちに繋げる&LINE公式アカウントでその後も、定期的にリピートに繋げる、この組み合わせは積極的に広告を投入したい企業にとってはとても良い施策だと思います。現状の他媒体で効果が薄れてきたら、LINE公式&LINE広告、検討してみるのはいかがでしょうか。BtoC向けのサービスや商品なら幅広い業種で使えますよ。
Lステップ 6/1~ 実質値下げ 月間配信数を拡大へ
タイトル:LINEマーケティングツール「Lステップ」は月間配信数を6月1日より拡大!月額費用はそのままで実質値下げに
リンク:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000107713.html
先月に取り上げましたが、6/1からLINE公式アカウントの料金プラン改定が行われました。それに合わせて、APIを利用している拡張ツール「Lステップ」が配信数の拡大(実質値下げ)を行っています。この機会にユーザーを増加させるのが狙いかと思います。LINE公式を活用した拡張的なツールは他にもいろいろとあり、価格競争が激しくなっていることも関係しているのではないかと筆者は思います。ユーザーにとっては、料金設定がよりお手頃になるのは歓迎すべきことなので、良いニュースです。
6月の総括
6月の振り返りNEWSは更新が遅くなってしまいました。毎月、この更新を楽しみにしている読者の方がいたら申し訳ありません! さて、今月はちょっと小さなニュースが中心だったかなと、そんな感想を持ちました。引き続き運用担当者の間では料金改定が話題の中心だった気がします。ChatGPTの話題も少し落ち着いたのか、一巡した感あります。とはいえ、盛り下がったという訳ではないので、今後もLINE公式周りのニュースを手広くご紹介して行けたらなと思っております。
それでは今月は、こんなところで! 来月にまたお会いしましょう。
記事を最後までお読みいただきありがとうございました!
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